1分間で営業力を上げる~数学と営業
今回は「数学と営業」というテーマでお話しさせていただきます。
先日、「営業マン向け数学セミナー」を開催しました。
数学と営業という変わった組み合わせに魅力を感じて下さった方が多く
あまり告知していなかったにもかかわらず
ほぼ満席に近いお申込みを頂くことができました。
今回、営業マン向け数学セミナーを開催するにあたり
数学と営業の共通点を考えてみましたので一部ご紹介いたします。
<数学の特性>
・難しい問題になると公式だけでは解けない
→
営業もマニュアル通りで通用する相手は限られており
基本的な理論をベースとして、日々応用問題に取り組んでいく必要があります。
・一方向から見ていても解は出せず、多角的に見る必要あり
→
いつも同じパターンで営業していても受注率は高まりません。
十人十色のお客様に対して
いつもの提案パターンで受け入れられなかったら
別の角度から提案してみることが大切です。
・難問に粘り強く立ち向かう気力も必要
→
数学は難問になると、何時間考えても答えが出ないことがあります。
その時、数学好きは逃げずに楽しんで考え続けます。
営業も同じですね。
なかなか受注できない時に逃げるか
それとも工夫しながら立ち向かうか?
どうですか?
数学も営業も同じだと思いませんか?
数学的な思考、つまり論理的な思考力を
どうしたら高められるかは別の機会に譲りたいと思いますが
物事を考える時、図で表現してみることを意識すると良いと思います。
図で表現できるか否か?
実は文系と理系の大きな違いはここにあります。
ぜひこれから、文章で表現するのではなく、
図で表現することを意識してみてください。