特別編3:会社のイロハ~営業パーソンの強み・弱み
今回は、「営業パーソンの強み・弱み」というテーマでお話をしたいと思います。
営業という仕事は性格や特性などが如実に出てくる職業だと思います。
そして、色々なタイプがいます。
どんな営業スタイルでも最終的に受注し、
そしてお客様に喜んでいただければ良いわけです。
営業パーソンによっては「絶対に受注するぞ!」という気迫が
全面に出ている人もいれば、理路整然と商品の価値を伝え、
無理して売らないタイプもいます。
電話営業は苦にならないが飛び込みは苦手という人もいれば
逆に飛び込みはそれほど抵抗ないが電話営業は苦手という人もいます。
生身の人間である以上、当たり前ですが
営業パーソンにはそれぞれ強み・弱み、得手・不得手があるということです。
これはどういうことかと言いますと
会社にはある程度決まった営業スタイルがあるとは思いますが
細かい部分については各営業パーソンの特性に合わせて営業手法を変えた方が
効果を発揮しやすいということです。
新人営業パーソンを教育する場合、
まずは先輩営業パーソンのやり方を真似させれば良いと思いますが
徐々に得手・不得手が分かってきますので、
本人が最も得意とする営業活動をさせてあげることが望ましいと思います。
なぜこのようなことをした方が良いか?
大きく2つあります。
一つ目は得意なことは成果も出やすいということ。
二つ目は本人のストレスが軽減されます。
不得意なことを嫌々やり続け、
更に成果も出なかったら誰でも営業という仕事が嫌になってきます。
離職率が高い会社の営業を見ていると
会社が用意している方法を完全に押し付けているように思えます。
ですから、会社のやり方に合わない営業パーソンは成果もあがらずストレスも溜まり、
結果的には退職してしまうのです。
営業パーソンはロボットではありません。
本人の人格を尊重し、良いところを伸ばしてあげたいですね。
それが経営者やマネージャーの仕事だと感じます。