1分間で営業力を上げる~飛び込み営業
「飛び込み営業」と聞くと、すごくイメージが悪いですよね。
私も以前は良いイメージを持っていませんでした。
精神的に大きなストレスがかかり、ほとんど成果に結び付かない。
さらには年々、企業のセキュリティ対策が厳しくなり
ビル自体に入れないことも増えています。
しかし、飛び込み営業は全く効果がない訳ではありません。
販売している商品や顧客層にもよりますが、
やり方によっては飛び込み営業で一定の成果を出すことができます。
まず、今回は飛び込み営業に対する誤解を解きたいと思います。
「飛び込み営業」と聞くと、
とにかく強引に売ってくるようなイメージを抱きがちですが、
飛び込み営業で成果をあげている会社は、
飛び込み営業を「マーケティング」の一つと位置付けているのです。
営業活動を大きく2つに分けると、
マーケティング(見込客の発掘)とセールス(販売)です。
ホームページからの問い合わせなどは、
まさにマーケティングですが(WEBマーケティングという言葉がありますよね)、
飛び込み営業もホームページと同じ位置付けなのです。
つまり、飛び込み営業の目的は、「見込客を発掘すること」なのです。
見込客が見つかったら、あとは適切なヒアリングと提案をしていけば良いわけです。
そう考えると、1件1件の飛び込みは、売り込みをしにいくわけではなく、
話すべき相手を特定していけば良いわけですから、
仮に受付で断られたとしても、いちいち落ち込む必要はないわけです。
体力的にきついことはあるかもしれませんが、
気合・根性の世界からは少し離れていきます。
聞き方などの細かいテクニックについては別の機会にしますが、
受付に出てきた人に「担当者はどなたですか?」と聞いて担当者を特定し、
後日担当者宛に電話でアポイントを打診すれば良いのです。
どうですか?
ずいぶんと飛び込み営業に対する意識が変わりませんでしたか?
営業活動には全て目的があります。
今自分が行っていることは何のためにしているのか?
こういったことをあらためて考えてみることも大切だと感じます。