1分間で営業力を上げる~実践!社内営業編
「この案件は、○○部長の許可をもらわないといけない・・・」
「××課長を説得しないと、実行に移せない・・・」
「資料をまとめないといけないけど、時間がかかり過ぎて営業に専念できない・・・」
仕事をしていると、必ずこういった自分以外の人の力を借りることが
でてくるケースがよくあります。
こんなとき、全て一人でなんとかしようと奮闘していても、
なかなか思うようにはすすみませんし、時間がかかるばかりです。
そこで、重要になってくるのが、社内営業なのです。
以前、私は社内営業というと
「上司にこびてる!」
なんて思っていましたが、そんなレベルの話しではなく、
自分の仕事をはかどらせるために、うまくまわりを巻き込んで
仕事をまわすように誘導していく大切さに、随分遠回りして気がつきました。
そこで、上手い社内営業術を身につけることで、
会社を自分自身にとって居心地が良い環境にし、
会社にとっても良い状況を作ってみませんか?
それでは、社内営業が上手くいく上司との付き合い方をご紹介致します。
★アドバイスをもらう・同行をしてもらう
営業活動(ヒアリング・クロージング・提案など)の全ての局面において、
上司は自分より実力が上のはすです。営業時、お客様の所へ訪問する際に
同行してもらい、その現場の感想をもらいましょう。
今まで気が付かなかった改善点が見つかるはずです。
また、お客様も上役と話すことで、安心することもあります。
★上司に相談する
問題を一人で抱え込むより、上司に相談することで問題を早く解決する
ことができます。また、上司も部下から相談されると悪い気はしないものです。
「あいつは熱心で、努力家だ。」なんて評価にもなり、
上司からの評価が上がり、社内の評価もあがります。
また、上司から信頼されることで、社長や部長が掴んできた案件を
渡してくれることがあります。こういった案件は受注率が高いので、
しっかりこなすことで受注額を確保することもできます。
また、上司だけではなく、同僚や後輩との間でも社内営業は存在しています。
例えば、
★きちんと感謝の気持ちを伝える
同僚や後輩が自分の代わりにやってくれた仕事に対して、
きちんと「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えると、
感謝された相手は悪い気はしません。むしろ、
「また、お願いされたら引き受けても良い」という気持ちになります。
★「やらせる」のでは無く「お願いする」
いくらこちらの方が年上であっても(役職が上であっても)、
上から目線で冷たく物事を頼まれると、
相手との間に当たり前の上下関係が存在していても、
良い気がしない時があります。ですので、
相手の仕事に関係あろうがなかろうが、協力してもらう以上は
「お願いする」というスタンスを忘れるべきはないと思います。
上司にしろ、同僚や後輩にしろ、相手は人間なので心があります。
やはり、普段からコミュニケーションを取り、良好な関係を築いておくことが、
社内営業を上手く進めるコツなのです。
その人に「協力しても良い」という関係を普段から作っておくことが重要なのです。