新卒社員さんの教育は、年々難しくなってきています。
なぜでしょうか?
理由は色々とありますが、大きくは次の3つだと思います。
1.価値観の変化
40代以上のビジネスパーソンは、仕事第一の人が多く
有給休暇を取得するのも二の次であったと思います。
しかし、今の20代は違います。
極端な話、仕事を完遂していなくても休みを取ろうとするため
上司からすると「意味が分からない」となるわけです。
2.人手不足
働き方改革や人手不足により、教育に携わる人が減り
また指導に時間をかけ辛くなってきています。
丁寧に教える必要がある若手に対して、今までよりも指導時間が短くなると
どうなるでしょうか?
当然ながら、期待通りの成長や成果が生まれません。
3.売り手市場
1人の学生が3社・4社から内定を獲得する超売り手市場です。
学生は「どの会社に入ろうかな~」と企業を評価する立場です。
そして、入社後も会社や上司を評価しがちです。
「あの先輩は優しくて話しやすいな~」
「あの上司は厳しいし、丁寧に教えてくれないから嫌いだ!」といった感じです。
いずれにしても、自分達の世代と考え方が全く違うということを
受け入れるしかありません。
ただ、甘やかすということでもなく、妥協する必要もないと思います。
皆さまと一緒に、この時代に求められる新人教育について
ぜひ意見交換をさせていただきたいです。